どのチケットを選ぶべきか
ヴェネツィアの水上タクシー:サンタルチア駅からホテルまで
€39〜
おすすめの方:列車で着く1〜2人旅で、スーツケースを持って橋を渡りたくない方
- 乗り合い水上タクシー
- 荷物運搬
- 駅前のアリラグーナ窓口に集合
ヴェネツィア:サンタ・ルチア駅とホテル発着の専用水上タクシー
€150〜
おすすめの方:8〜10人までの家族・グループ、夜の到着、運河奥のホテル
- 貸切ボート
- 集合場所でのお出迎え
- 荷物のお手伝い
ヴェネツィア:ホテルからサンタ・ルチア駅まで水上タクシー
€39〜
おすすめの方:帰りの移動。ホテルか近くの集合地点でピックアップ
- 乗り合い水上タクシー
- ホテルへのお迎え
- 荷物運搬
マルコ・ポーロ空港:ヴェネツィア市内中心部への水上タクシー
€39〜
おすすめの方:飛行機で着き、定期船の遠回りを避けたい方
- 乗り合い水上タクシー
- 荷物込み
ヴェネツィアの水上タクシーは木製の貸切モーターボートで、陸のタクシーと同じ仕組みです。座席ではなく、1回の移動に対して料金を払います。細い運河に入ってホテルの水上玄関に横付けできる唯一の交通手段であり、だからこそ高く、そして状況によっては他に代えがたい存在です。乗り合いの水上バスでもなければ、安い移動手段でもありません。
日本語では「水上タクシー」「水上バス」「ゴンドラ」が混同されがちなので、先に整理しておきます。ヴァポレットは時刻表どおりに走る公共の水上バスで1回€9.50。ゴンドラは観光用の手漕ぎ舟で、移動手段ではありません。そして水上タクシーは、行き先を告げて貸し切るモーターボートです。ミラノやローマ、フィレンツェから列車でサンタ・ルチア駅に着き、大きなスーツケースを持っている方が「駅からホテルまで」を考えるとき、この3つのうち候補になるのはヴァポレットと水上タクシーの2つです。
覚えておきたい数字はこれです。ヴェネツィア・サンタ・ルチア駅からサン・マルコのような市内の短い移動で1艇あたり約60ユーロ。マルコ・ポーロ空港から歴史地区への送迎は110〜160ユーロ。予約サイトでは乗り合い形式も売られており、1人あたり39ユーロまで下がります。
ヴェネツィアの水上タクシー料金:ルート別の目安
市内の移動はメーター制で、初乗り約15ユーロ、1分あたり約2ユーロです。ただし需要の多いルートには組合が1艇あたりの定額を設定しており、想定外の請求を避けられます。
| ルート | 目安料金(1艇あたり) |
|---|---|
| ピアッツァーレ・ロマ/サンタ・ルチア駅 → リアルト | €50 |
| ピアッツァーレ・ロマ/サンタ・ルチア駅 → サン・マルコ | €60 |
| ピアッツァーレ・ロマ/サンタ・ルチア駅 → マルコ・ポーロ空港 | €110 |
| トロンケット → サン・マルコ | €60 |
| ピアッツァーレ・ロマ/サンタ・ルチア駅 → ブラーノ島・トルチェッロ島 | €115 |
| マルコ・ポーロ空港 → 歴史地区(貸切) | €120〜160 |
数字はヴェネツィアの各組合の料金表によるものです。料金はヴェネツィア市が承認し、年の途中で改定されることがあります。通常、料金には各1個の荷物を持った4人までが含まれます。

請求額を膨らませる追加料金
最初に聞いた金額と最終的な請求額が食い違うのはここです。乗船前に、すべての項目を確認してください。
- 夜間料金。 22:00〜7:00は固定の追加料金がかかり、各社が示す額は1回10〜15ユーロです。
- 荷物。 スーツケース4個までは無料。5個目以降はConsorzio Motoscafi Veneziaで1個約5ユーロ。他の業者では、1人1個の枠を超える荷物に1個€3を課すところもあります。
- 5人目以降の乗客。 ルートにより1人5〜10ユーロ。
- 無線・電話での呼び出し。 一部の組合はこれを別途請求します。乗り場で拾う方が、呼び寄せるより安い理由がこれです。
- 空港往復。 往復を1回の取引でまとめて買うと約**5%**安くなります。
サービスは祝日を含め、年中24時間運行しています。大晦日、7月のレデントーレ祭の週末、カーニバルの期間は需要が供給を上回るので、数日前には予約してください。
乗り合いか貸切か
乗り合いは、近いエリアへ向かう複数の乗客を乗せて順番に降ろしていく形式です。大きく節約できますが、時間はかかります。貸切は自分たちだけのボートで、直行、出発時刻も自分で決められます。
計算は簡単です。
- 1〜2人:乗り合いの圧勝。€39または€78に対して、貸切は€150。
- 3人:€117対€150。貸切は€33高い代わりに途中の停船がなく、30分早く着きます。
- 4人以上:貸切の方が乗り合いより安くなり、荷物を2艇に分ける必要もありません。
Tiqetsには4つの形式があります。ヴェネツィアの水上タクシー:サンタルチア駅からホテルまでは39ユーロからで、集合場所は駅前のアリラグーナ窓口。評価は3.3/5(15件)と、少ない件数ながら低めで、不満の大半は集合地点での待ち時間に関するものです。逆方向のヴェネツィア:ホテルからサンタ・ルチア駅まで水上タクシーも39ユーロで、3.4/5(17件)、ホテルまで迎えに来てくれます。
ヴェネツィア:サンタ・ルチア駅とホテル発着の専用水上タクシーは150ユーロ、所要約25分、評価は4.3/5ですが件数はわずか6件です。集合場所でのスタッフのお出迎えと荷物の手伝いが含まれます。マルコ・ポーロ空港:ヴェネツィア市内中心部への水上タクシーは39ユーロからで4.3/5(1,017件)。このカテゴリーで最も実績のある商品で、空港からの他の選択肢はマルコ・ポーロ空港のページにまとめています。
これらの送迎はいずれも24時間前まで無料でキャンセルできます。例外は66ユーロの空港往復で、払い戻し不可ですが、片道2回より€12安くなります。
即時確定で予約する
どこで乗るか
正規のタクシー乗り場には「Taxi」と書かれた黄色と黒の看板があります。主な乗り場は次のとおりです。
- ピアッツァーレ・ロマ:駅方面へ向かう橋の側。
- ヴェネツィア・サンタ・ルチア駅:駅出口前の岸壁、アリラグーナ窓口の隣。列車を降りてホームから正面出口へ出ると、目の前がすぐ大運河です。
- トロンケット:駐車場出口。ピープル・ムーバーで接続。
- マルコ・ポーロ空港:船着き場。到着ロビーから屋根付き通路で約400m。
- リアルト、サン・マルコ・ヴァッラレッソ、フェッロヴィア:歴史地区内。
空港の船着き場と駅には、ほぼ常に船が待機しています。市内の運河沿いでは呼び出しが必要で、Consorzio Motoscafi Veneziaのコールセンターは**+39 041 522 2303**、24時間対応です。
ホテルに水上玄関がない、あるいは面した運河が狭すぎたり浅すぎたりする場合、運転手は航行できる最寄りの地点で降ろします。歴史地区なら徒歩2分を超えることはまずありません。到着してからではなく、予約時に確認しておきましょう。

所要時間
| ルート | 水上タクシー | 公共交通の代替 |
|---|---|---|
| サンタ・ルチア駅 → サン・マルコ | 約20〜25分 | ヴァポレット2番:約30分 |
| サンタ・ルチア駅 → リアルト | 約12〜15分 | ヴァポレット2番:約15分 |
| 空港 → サン・マルコ | 約30分 | アリラグーナ・ブルー線:70〜75分 |
| ピアッツァーレ・ロマ → ムラーノ | 約25分 | ヴァポレット3番:約30分 |
| サンタ・ルチア駅 → ブラーノ | 約40分 | フォンダメンテ・ノーヴェから12番:約45分+そこまでの移動 |
大運河では速さの差はわずかです。全船に共通の速度制限があり、日中の水上交通は混雑しています。水上タクシーがヴァポレットに対して節約できるのは時間ではなく、労力、橋、乗り換えです。外海側のラグーンに出れば差は決定的で、アリラグーナとの比較を見ればわかります。
価値があるとき、ないとき
価値があるのは:
- 重いスーツケースを持って到着・出発し、ホテルが最寄りの乗り場から橋を2〜3つ越えた先にあるとき。ヴェネツィアの橋は階段で、スロープはありません。日本から2週間分の荷物を大型スーツケースに詰めてきた場合、これが最も現実的な理由になります。
- 4人以上のとき。1人あたりの費用が多くの組み合わせより安くなります。
- 早朝の列車や飛行機があり、公共交通の本数が少ない時間帯のとき。
- 小さな子ども、ベビーカー、歩行が不自由な方と一緒のとき。
- グループでムラーノ島やブラーノ島へ行き、12番の時刻に縛られず自分たちの時間で動きたいとき。
価値がないのは:
- キャスター付きの荷物1個の1〜2人で、ホテルが乗り場の近くにあるとき。ヴァポレット2人分は€19です。
- 「大運河を見たい」だけのとき。1番に€9.50で乗れば済み、しかも遅い分だけ景色をゆっくり楽しめます。
- ロマンチックな船遊びを求めているとき。水上タクシーは速くて音の大きい移動手段で、ゴンドラではありません。
- 宿に使える水上アクセスがなく、結局スーツケースを持って歩くことになるとき。

ルールと定員
標準的なタクシーボートは乗客10人、スーツケース約12個まで。船室は密閉され、船尾のデッキは開放されています。外に座る方がずっと気持ちよく、雨の日はずっと悪くなります。
出発前の注意点が2つ。
- 乗る前に金額を口に出して確認する。 荷物、人数、夜間料金が含まれているかを聞いてください。運転手には料金表の掲示義務があります。
- 乗り場から離れた場所での勧誘に注意。 駅や空港で近づいてきて、きりのいい金額で船の送迎を持ちかける人が正規業者とは限りません。正規のタクシーは船体に免許番号を掲示しています。
最後に、混同しないでほしいことが1つ。**ヴェネツィア入市税(contributo di accesso)**は交通とは無関係の別の制度で、タクシーの運転手が徴収することはありません。支払いはヴェネツィア市のポータルのみ、対象は宿泊しない日帰り客、課金されるのは市の指定日だけです。
まとめ
ヴェネツィアの水上タクシーは市内の移動で€50〜60、空港からで€110〜160。夜間、5個目以降の荷物、5人目以降の乗客に追加料金がかかります。オンラインの乗り合い予約は1人39ユーロから、貸切は150ユーロから。スーツケース、グループ、橋、不便な時間帯が絡むときに本領を発揮し、それ以外の場面ではヴァポレットが10分の1の値段で同じ問題を解決してくれます。車やバスで着いた後の最後の区間だけが問題なら、ピアッツァーレ・ロマ → サン・マルコと荷物預かりのページで選択肢を比べてください。








